空色のこころ

心理カウンセラーの田中里美です☆よろしくお願いします

私が心理学の扉をノックした‥もう一つの理由

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こんにちは!

カウンセラーの 田中 里美 です。

 

すっかり秋ですね‥

皆さま、風邪など引かず  お元気でしょうか?

 

今回は、私が心理カウンセラーを志した‥最初の理由と、自分の心と向き合って解った「もう一つの理由の」ことを、お話したいと思います。

 

長くなりますが‥お付き合い頂けたら幸いです☆

☆☆☆

 

私のプロフィールには、カウンセラーになった理由として‥

「子どもの「行動」より「心」を見つめると、子どもと心が近くなれると感じた‥保育士としての経験」

「母を亡くし、自分自身の心が壊れた経験→心が修復するまで を、身をもって経験したこと」

この二つを開示してあります。

 

 

でも実は‥私がここにたどり着くには、前段階があったのです。

 

「悩んでる人の話を聴いてあげられる人になりたい!」

この気持ちを、いつから持っていたのか、自分でもハッキリとはわかりません。

 

子どもの頃から、よく人に悩みを話された。

打ち明けられた悩みを、親身になって聴いた。

保育士になり、発達相談などを受けるようになり、そこにやりがいを見つけた。

母親になり、ママ友に相談をされると、役に立ちたいと思った。

SNSでも、よく個人的に相談のメッセージが来ることがあった。

 

どうして‥私は、よく人に相談されるのかな?

そして、どうして私は、相談されると‥何か、自分がこの人の役に立ちたい!‥と、強く思うのだろう?

 

こんなふうに「どうして?」と、考えるようになったのは、ごく最近です。

今までは‥特に深く考えず、自分の特性の一つのように捉えていたと思うのです。

 

私は「保育士か介護士」‥絶対にどちらかになる!と、中学生の頃には決めていた‥根っからの「世話好き少女」でした。

もうこの頃から‥人の世話をしたり、人と関わり、人の役に立てることが、私の幸せだと思っていました。

 

きっかけは多分‥自分は、人の相談に乗る機会がよくあるけれど、お節介なアドバイスをしてしまい、反省することが多い気がしていたから、心理学をきちんと学び「悩みを聴くプロ」になりたい!‥とか、そんな気持ちがあったからかなと思います。

↑ これが、

私がカウンセラーになった‥一つめの理由でした☆

 

この後‥プロフィールに書いてあるように、自分の経験からの‥二つの理由が、後から付いてきたように思います。

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子育てがひと段落した私は「心理カウンセラー」の資格を取得するため、通信講座を受けながら、実践が学べる講座にも通いました。

 

まず‥ 「友達の悩みを聴く」のと「カウンセリング」は、全く違う!ということに驚いたことが、私の第一歩でした。

 

友達に相談されると‥もっと、相手を楽にしてあげられるようになりたい!  何か良いアドバイスしてあげたいし、私ならこうするよ〜等の‥私の意見も伝えたい!‥と思います。

 

良いアドバイスが出来れば‥相手は喜ぶかもしれません。

わかるわかる〜私もね‥ と、似た経験を自虐的に話せば、相手は安心するかもしれません。

 

でも私は、時に‥相談する側ではなく、相談される側の自分が「主役」になっていることがあるかも?‥と、相談される側の難しさを感じていました。

 

相談される‥ということは、私を頼ってくれた証拠であり、嬉しいことです。

だから、張り切ってアドバイスします。そして喜ばれると、気持ちがいいのです。

 

でも、もしかしたらですが、相手は「アドバイスありがとう」と言いながらも‥

「それが出来ないから、苦しいんだってば!!」と、思っている可能性もあります。

 

私はこの、相談される側の「気持ち良さ」も、相談する側の「それが出来ないから、苦しいんだってば!!」も、どちらの気持ちも経験があります。

 

そうは言っても‥「友達同士の相談」から得るものは大きいです。

大切な友達だからこそ、頑張ってアドバイスしたくなるし‥ちょっとしたお節介だって‥相手のためなら、あたたかさがあります。

相談する・される‥により、今までより仲良くなれたり、親身になってくれてるのが伝わるだけでも‥「一人じゃないんだ」って思えて、私自身も友達に助けられてきました。

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しかし‥カウンセラー は、この心構えでは、つとまらないのです。

 

カウンセラーは「悩みを聴く」存在として‥

クライエント様は「悩みを話す」存在として‥

「初めまして」と、出会うのですから‥まずは出会い方が違いますね。

そして、カウンセリング は‥特殊なやりとりです。

 

カウンセラーは、自分の価値観をゼロにして、クライエント様の世界を見つめ、クライエント様が「どんなふうに辛いのか」を、解ろうとします。

 

「解ろうとすること」って、簡単ではないです。

クライエント様が、安心して話せるために「どのような気持ち」かを 解ろうと‥心に寄り添って聴くように、誠心誠意 努めます。

 

そこには、良い悪いなどの評価もなく、こちらの意見等は、関係がありません。

カウンセリングにおいて、主役はいつも‥「クライエント様」なのです。

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私は、相談 と カウンセリング の違いを知り、最初のうちは頭で理解して‥  実践の中で、心で理解していく感覚がありました。

 

そして‥私は、次第に自分自身も、クライエント側の気持ちを味わっていくようにもなりました。

カウンセラーとして学ぶために参加した講座中に、感情移入してしまうこともありました。

私自身が「無意識に閉じ込めて‥無かったことにしていた事実・感情・問題点」に、気付かざるをえない状況がきたのです。

 

自分が、アダルトチルドレンだったことに気づき‥  心の奥で眠っていたインナーチャイルドの存在が、目を覚まして‥私の心を揺さぶってきました。

 

これは‥かなり苦しいものでした。

しかし逃げずに「どうして苦しいのか」を、自分で自分と対話して、自分の感情を認めて、ゆっくり受け入れていきました。

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私の中で、何かが変わっていく感覚があり、それが日常の自分にも、反映していくのを肌で感じました。

 

そして‥もう一度、自分に聴いてみました。

「私は、どうしてカウンセラーになったの?」

 

上記に述べた‥ 一つめの理由・二つめの理由だけを答えて、終われない自分になっていました。

この二つも、本当の理由なんだけど、絶対それだけ‥ではないのです。

 

実は‥

心理学を学び、自分の問題と対面したことにより‥わかったのですが‥

私が、カウンセラーになったもう一つの理由は、

「私自身も苦しかったから」‥だと思うのです。

 

このままの私じゃダメ  と、きっと‥本当はどこかで思っていたのかもしれません。

私は人の悩みを聴いてあげることに、やり甲斐を見出だしましたが、自分の心には、しっかり向き合っていなかったのです。

だから‥どこかでそれに気づき、引き寄せられるかのように‥心理学の扉をノックしていたのかもしれません。

向き合う必要に迫られた‥  来るべくしてたどり着いた場所  だったのかもしれません。

 

カウンセラーとして、人の悩みを聴くのは、こちらの意見やアドバイスを封じますから、気持ち良く「主役」になってはいけないのです。

人の悩みを聴くカウンセラーは、その前に、自分の心と向き合って、苦しさを解消しておく必要があると思います。

 

私は、心理学を学び、たくさんの「良かったこと」がありましたが、「苦しかったこと」もありました。

「苦しさ」も、自分のありのままのものとして、受け入れたとき、今までと違う景色が見えます。

 

苦しかったけど、新しい景色を見るためには必要な苦しさだった、気づけて「良かった」と、思えてくるから‥不思議です。

 

そして‥前よりも、自分自身を好きになっていることに気がつけます。

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私は、カウンセリング  に申し込まれるクライエント様は、これから自分の「心」と向き合おうとしている‥いわば、戦士  のようだと思っています。

私はクライエント様が「どんなふうに苦しいのか」を‥解ろうとする心をもって‥努めます。

 

今まで奥に眠っていた「もう一つの理由」が、自分自身の一部になったことで、変わったこともありますが‥  変わらずに思うことがあります。

間違いなく‥私は、カウンセラーになりたくてなったのです!

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これからも、私自身も戦士として、自分と向き合い、苦しくても「自分の心から逃げない」カウンセラーでいたいです。

それが、より深さのあるカウンセリング  に繋がるのだと思うのです。

これからも‥私らしく、努力を続けていきたいです。

☆田中 里美☆