空色のこころ

心理カウンセラーの田中里美です☆よろしくお願いします

心の奥にある傷のケア 〜CO勉強会の学び〜

f:id:satomi-tanaka:20200229214237j:image

こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

先日の、エデン・カウンセラー勉強会

今回は、かやのカウンセラーが「性的虐待とトラウマケア」という講座を受けたということで、その内容を話して下さいました。

 

講師の先生がご自身の経験から得たお話しや、

「目に見えない心の傷」に、どう向き合っていくか‥どのように受容し、傷を癒していくか‥など、わかりやすく話してくださいました。

 

大変深い内容でした。

テーマがテーマだけに‥  重たいものが、心にグーっと入ってくるような感覚もありました。

 

 

性的虐待

上下の発生する関係性において、上位の者がその力を濫用もしくは悪用して、下位の者の権利・人権を無視して行う、性的な侵害行為のことである。性虐待(せいぎゃくたい)ともいう。広義には強姦、セクシャルハラスメントなどが含まれる。

(厚生省・ガイドラインより)

 

つまり性的な逸脱行為です。

 

問題の根本には、加害者がもと被害者だったり、加害者意識がなく‥愛情という認識内での毒だったり‥と、大変根が深いものが隠れていることがあります。

幼少期に被害を受けた場合、その時はよくわからなくても‥思春期に明るみになり‥心に大きな傷となり、自罰感情や、自己否定など‥生き辛さに繋がっていったり、後に連鎖し、加害者となる場合も少なくないのが更なる問題を生み出してしまい‥  歪みから抜け出すことが難しいものであると、わたしの中で認識しています。

 

複雑なものが絡まり合い、なおかつ大変デリケートな問題でもあるため、カウンセラーとしては、どのように対応していくのがいいのか‥

とても難しいと思います。

 

でも‥カウンセリングに訪れたことが、歪んだ迷路から抜け出す糸口になるかもしれないのかと思うと‥

カウンセラーの責任の重さを痛感します。

☆☆☆

 

カウンセラーとして、どのように対応していくか‥

 

これは‥  相談内容が「性的虐待」に限らず‥私がカウンセラーとして、大切にしていることなのですが‥

 

あなたの苦しみを、解ってあげますよ‥

↑  ここには「傲慢」な気持ちが潜んでいます。

だって‥解るわけがありません!

あなたの苦しみは、当事者のあなたにしかわからないことでしょう‥

 

あなたの苦しみを、理解しようと努力します。

↑  ここには「謙虚」な気持ちが存在します。

「全部を解るのは無理だけど、あなたの苦しさを解ろうとしています。あなたのことを教えて下さい!」という気持ちです。

 

性的虐待などの、特に、デリケートな内容の時は、特に‥この姿勢でいたいです。

 

 

「虐待の傷は深い‥でも、きっとよくなる!」

↑ 勉強会で、お話の中に出てきた‥カウンセラーとしての志(こころざし)です。

この気持ち‥大切です。

 

でも、よくなるためには‥苦しい通り道があります。

何段階かの「心の状態」があり、ゆっくり‥丁寧に進むこと、それは決して簡単ではないことです。

 

私たちカウンセラーは「あなたの苦しさを解ろうとする存在」です。

 

 

クライエント様へ‥

どうか、伝えることをあきらめないで!

解ろうとする人には、きっと伝わります!

苦しさを伝えること‥そこからがスタートです。

苦しさをカウンセラーと共有すること‥その時、何かが変わります。

心の傷は‥「真昼の月」のように、消えないけれど‥

薄くなったり‥小さくなったり‥しながら、

いつか‥その存在が、ただそこに存在するだけの月‥  に変わることが、可能なのだと信じています。

        ☆カウンセラー・田中里美☆

 

《 今日の空色 》深い藍色の夜空が、心にひんやりと冷たく感じました。遠くの夜景には豆粒みたいな‥灯りが沢山見えます。その灯りの一つ一つには‥ 夕飯時の家族がいるのかな?外は寒いけど‥家の中は、身体も、心も、あたたかい場所でありますように・・・

f:id:satomi-tanaka:20200228230432j:image