こんにちは!
カウンセラーの 田中里美 です。
早いもので‥もう6月になりました。
「コロナ禍」による 非日常の中、時間はちゃんと経過していたのですね‥
クライエント様のお話も、殆どが「コロナ禍ありき」で、カウンセラーとしても、たくさん考えさせられています。
最近、一時は品薄で、手に入らなくなっていたマスクも、あちこちで見かけるようになりました。
私は、今まで「不安な心」により、行動していたことがあります。
以前の記事にも、紙製マスクが売っていない不安から、マスクを手作りしていることを書きましたが、あれから‥気がついたら、100枚以上も作っていたんです。
最近は、周りの人にプレゼントしてます。
「不安→楽しい」と心が変化した感覚があります。また品薄になるかもしれませんから、これはこれで‥ヨシ!とします。
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日本には、花粉症や新型インフルエンザの流行などから‥「マスク」は、もともと定着していましたね。
でも、花粉の季節でもない6月に、気温も上がってくるこの時期に、特に何でもないのに、マスクをする必要は無かったです。
今年の夏も‥長期予報によると「猛暑」みたいですが、コロナを考えると、マスクは簡単に外せないです。
もう既に「マスク熱中症」「マスク日焼け」の注意呼びかけがされはじめました。
「冷やしマスク」を売り出した会社もあり、あっという間に完売らしいです。
最近‥マスクして外出するのが、辛くなってきました。冷やしマスク‥欲しいです!
ハウスクリーニング屋外の現場では、汗だくです。
マスクしてると酸欠になりそうです。
(私は、カウンセラー・ハウスクリーニングのWワークです)
でも「自分が感染らないため」よりも、
「自分が、無自覚感染者だった場合に周りにウイルスをばら撒かないため」という意味の方が強いため‥
「マスクしていない=非常識」という、空気間がありますね。
暗黙のルール‥ではなく「明確なルール」です。
スーパーにも「マスク着用」を呼びかける貼り紙があったり、アナウンスまでされています。
だから‥私も「出来ることはしよう」と思いますし、
「守れるルールは守ろう」と思います。
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では‥出来ない人や守れない人は、どうしたらいいでしょうか?
先日テレビで「感覚過敏症」の少年が、マスクを着けることが出来ない体質であると、話していました。
*『感覚過敏症』‥五感が、過剰に敏感な体質を持つ人たちのことです。
味覚・聴覚・触覚・視覚・嗅覚
そういえば‥自分は、洗剤を変えると頭痛になるな‥とか、耐えられない音がある‥とか、化学繊維着ると痒くなるとか、
誰しも、一つくらいは思い当たるかなと思います。
でも、この「感覚過敏症」の方は、不快というレベルではなく‥「無理」なのです。
その少年は「マスクは痛くて着けられない」と、話していました。
「マスクをしていない=非常識」という空気感が、辛いと感じた少年は「意思表示カード」というものを発案し、作ったそうです。
「感覚過敏のためマスクが着けられません」
首から下げたり‥ 目につくところにつけるように、同じ「感覚過敏症」の仲間に、無料ダウンロードを、呼びかけていました。
とてもいいアイディアですね!
少年は、このカードをどんな経緯で、どんな気持ちで作ったのだろう‥
目は口ほどに物を言います。
コロナ禍の中、いつも「非常識だな」という目線をたくさん受けてきた少年は、心が痛かったことだろうな‥と思いました。
「まだお腹の目立たない妊婦」が「マタニティマーク」を着け、優先席に座っているのを、睨み付ける人がいると聞きます。
妊婦は、お腹が目立つ前こそ‥つわりなどがあるし、流産リスクも高いです。
「精神疾患」も、解りづらいですが、本人の辛さは相当なものです。私は、遠慮なく優先席に座って‥と思います。
*マスクをしていない人
*五体満足な若者だが優先席に座っている人
↑
もしかしたら「非常識」なわけじゃなく、理由があるかもしれません。
見た目だけでは解らない「ハンディ」を、解ってほしいと意思表示している方々を、解ろうとする心を、みんなが持てたら‥と、願っています。
☆☆☆
さて、私は‥どうしようかな‥
「出来ることはする」「守れるルールは守る」‥と、いつも思ってはいるけど‥
ハウスクリーニング屋外現場は、これからの季節激務です。マスクしてたら熱中症間違いなし、無理したら危険です。
屋外現場では、マスク着用そろそろ無理!
フェイスタオルで口元を覆って‥仕事しよう!
私にも、出来る限界があり、守れないルールもあるんです。
私は、自分で自分に「うん、それでいいよ」って、言うことが出来ました。
☆田中里美☆
《 今日の空色 》青い空‥見てたら思い出しました。去年の今頃は、運動会でした。今年は秋に延期、もしかしたら中止の可能性もある。コロナにより学校は「出来ない」がいっぱいだ。でも「出来る」より「出来ない」を認める方が‥勇気のいることだと思う。出来ないことはしないで、出来ることをしてくれている学校に、感謝です。