空色のこころ

心理カウンセラーの田中里美です☆よろしくお願いします

ざわついた心と向き合う⑦「窮屈な学校はつまんない」

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こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

ざわついた心と向き合う・シリーズ⑦作目です。

前回に引き続き‥「コロナ禍の子どもの心」について、お話したいと思います。

 

 

3か月間の休校中‥ 外出が出来ないGW   家族全員が自宅にいて‥朝昼晩、一緒にご飯を食べる。

 

親子関係を見直した方も多いのでは‥と思います。

それぞれの家庭に、色々なドラマがありそうです。

 

虐待やDVが増えた‥という情報も耳にし、大変胸が痛みます。

「ストレスのはけ口は、一番弱いところへ向く」のかと思うと、やりきれないです・・・

☆☆☆

 

私は休校中、子どもたちを留守番させ、仕事に行っていました。 昼食を用意し、置いていかなきゃならないので、朝が少し大変ですが、二人でいるし、もう大きい(中3・小6)ので、心配はありませんでした。

 

5月末から分散登校が少しずつ始まり、先週から毎日登校になりました。

 

配膳の必要のないパンなどの給食が出され‥5時間授業で下校するようになったところです。

 

二人とも、帰宅すると‥凄く疲れている様子です。

ずっと家に居たので、体力が落ちているのだと思います。

☆☆☆

 

先日、次男(小6)が、ため息ついて、浮かない顔をしていたので「どうかしたの?」と、声をかけました。

 

「学校、つまんない!もう行きたくない!」

 

「学校で何かあったの?」

 

①マスクが蒸れて暑い・息苦しくて辛い・痒くなる

②廊下は右側通行厳守・私語厳禁

③常に友達と一定の距離を空ける規則

④給食は、正面を向いて‥私語厳禁

⑤授業は遅れを取り戻すため、進みが早過ぎる

⑥毎日、大量の宿題が出される

⑦先生がピリピリしていて、①〜⑥を守るように厳しく指導し、毎日ガミガミ‥怒ってばかりいる。

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次男の学校は、今こんな様子みたいです。

 

自由が大好きな次男は‥規則に縛られることを嫌うので、もともと学校は、大好きではありませんでしたが、決して嫌いでもありませんでした。

 

毎年、運動会ではリレーの選手だし、応援団に立候補しています。友達の輪の真ん中にいるタイプの、社交的な子なので、行けば楽しく過ごしていたのです。

 

確かに‥今の学校は、つまんないし、窮屈ですね。行きたくない‥と、思うのは無理ないな‥と思います。

☆☆☆

 

私は、次男が「学校行きたくない」という気持ちと、その理由(心)を、詳しく話してくれて、良かったと思いました。

 

話してくれたから、「そっか、そりゃ‥つまんないし、行きたくなくなる気持ちもわかるなぁ‥」‥と、共感してあげることが出来ました。

 

私は「学校に行かない」選択肢もあることを、認めています。

次男は、一日だけ欠席し、心の充電が出来たのか、翌日は登校して行きました。

 

 

今、学校が窮屈な規則づくしなのには、理由があります。

クラスターを出さないためにと、先生方も必死なのだと思います。

私は学校や先生に、感謝しています。

先生が、子どもたちを守るためにしていることであると、次男も理解していますが、改めて‥私からもよく話しました。

 

でも、先生方の意図を理解したとしても、次男にとっては「窮屈でつまんない学校」だと感じてしまうことも、仕方がないことです。

 

そのうち、この窮屈に慣れて「当たり前」になっていったり、窮屈な中にも‥楽しさを見つけられるかもしれません。

でも今はまだ、そうなれていないのですから‥

次男が頑張って学校へ行っていることは、わかってあげていようと思います。

☆☆☆

 

長男の中学では、去年ずっと不登校だったけど、この休校開けから、登校するようになった子がいるそうです。

もともと「休校」ですから、行く行かないの、朝の葛藤はないし、授業置いていかれる‥などの、プレッシャーもありません。

この3か月間が、手放しでの「充電」になったのかもしれないですね。

 

逆に‥休校を機に、不登校になってしまった子もいるようです。「家にいる楽さ」を、三か月間も味わったら‥  学校が億劫に感じてしまったのか‥  長男の話だと「朝が起きられない」という理由みたいです。

 

 

「子どもの適応力は素晴らしい」という話を聞いたことがありますが‥

私が思うに、子どもはまだ自我が確立されていない心理発達の土台を形成中である存在だから‥

自我や価値観が出来上がっている大人より、素直だし柔軟であるだけです。

 

子どもが、小さな心で一生懸命に‥親を守ろうとしたり、適応しようと我慢したり、頑張って自己表現をしようとしている‥   そんないじらしさもあること、わかってあげたいです。

 

何よりも‥周りの大人の有り様が、子どもに様々な影響を及ぼすことは、忘れずにいたいです。

☆☆☆

 

先日のカウンセリングで、クライエント様が「コロナさえなければ!」と、苦しそうに仰っていました。

今、大人も子どもも、心の不調がある人が多くなっていることは、人間として自然なことです。

 

「コロナ禍ありき」のご相談内容は「変えようのない事実」と「逃げようがない現実」の中で起きています。

 

確かに‥コロナさえなければ、カウンセリングに来るような状況にならなかった方も、いるかもしれないです。

しかし、コロナがあっても、やり過ごせる方もいることも事実であり、それには、良いも悪いもありません。

「どのくらい大変か」を、測る‥全員共通のメジャーはないのですから・・・

 

私はまず「今を受け入れる」ことが、第一歩のように思います。

 

受け入れたら、どう付き合っていくか‥を、考えるようになり、自然と‥自分の心の内を見つめるようになる。

 

私たち一人一人が違うから、一人一人の課題です。

 

カウンセラーであり、母親であり、一人の人間である‥まず、私自身が‥今を受け入れて、日々、自己分析し、どっしりとした‥グラつかない土台を構えていたいです。

コロナ禍と‥  付き合っていく覚悟が必要です!

 

子どもたちが、子どもらしくいられる世の中であるように‥まずは、大人が土台を作りましょう!

「行動より心を見つめること」それは‥未来を作ることに繋がるのです。

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↑  余談☆

5月のブログに載せた‥自粛中始めた我が家の庭づくりは、しっかりとした土台が出来たので、石畳を敷き始めました。子どもたちも頑張りました。

梅雨で、作業が止まっていますが、あと少しで完成です(^^)

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》梅雨空の中、仕事に行って‥買い物して帰る。先に帰宅してる子どもたちは、私の帰宅が遅くても寂しがることもないから、慌てなくても大丈夫!逞しくなったなと‥成長を感じる。でもそれは‥「安心」してるからなんだろうなと思う。「安心・安全」それが、基本的信頼感であり「人間関係の土台」であると思う。

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