空色のこころ

心理カウンセラーの田中里美です☆よろしくお願いします

子ども界の景色③「守る決意と守られていた感謝」

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こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

 

*今回は、ブログの内容に震災が含まれています。しんどいと感じる方は‥閲読注意で、お願いします。

*冒頭の写真‥載せようか迷いましたが‥ご理解頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2月13日の23時過ぎ‥  久しぶりに大きな地震がありました。

私が住んでいる千葉県は震度4でしたが、震災を思い出すような‥大きな揺れが長く続き、スマホ地震警報が鳴り響き‥  怖かったです。

 

被害があった地域の皆様‥  くれぐれも、お見舞い申し上げます。

☆☆☆

 

東日本大震災「3・11」から‥  もうすぐ丸十年が経ちます。

 

十年前の‥3月11日の、14時過ぎ‥

皆さんは、何をされていましたか?

 

私は、当時2歳の次男に昼寝をさせ‥  長男の幼稚園バスのお迎え時間まで一休みしようと、一人‥リビングでお茶を飲んでいました。

 

そこに‥

かつて経験したことのない強い揺れが!!

我が家のリビングの、金魚の水槽の‥水は波打ち‥バシャンバシャン‥と、周りに溢れました。

本棚から本が落ちてきて‥

飾り棚の人形も落ち‥  ガラス細工は割れました。

 

私は‥二階で眠っている次男をオンブして、オンブした子どもごと着れる‥ママコートを羽織り、携帯を持って‥外にでました。

 

大きな揺れは繰り返しやって来ます。

テレビをつけても‥まだ情報は僅かです。

 

それより何より‥  

家が壊れるんじゃないかと思い恐怖でした!

 

ご近所さんも、外に出ていて‥「怖いね〜」と、不安を口にし合いました。

 

不安の共有。

それだけでも、落ち着いた気がします。

 

我が家の主人は、役所関係なので‥「今夜は避難所勤務になるから帰れない。」と、連絡がきました。

 

背中でスヤスヤと眠る次男と、まだ幼稚園にいる長男‥  主人は帰って来ない。

子どもたちは、私が一人で守らなきゃならない!

そう思うと‥不安と責任をずっしりと感じ、少し涙が出そうになるのを堪えました。

☆☆☆

 

幼稚園からの一斉メールあり、

「園児は全員無事で、幼稚園の建物の外にブルーシートを敷いて、そこで揺れが落ち着くのを待っている状態です。安全だと判断したら‥バス出発します。」

無事で良かったし、幼稚園の先生方にも感謝です。

 

通常より、1時間以上遅れ‥長男を乗せたバスが来ました。

バス停で、幼稚園ママ友と、子どもたちの無事な帰宅を喜び合い、地震の不安を共有しました。

 

長男を迎えた私は‥ホッとしたけど、今夜‥  我が家は主人が帰宅しません。

「そっか‥パパ避難所勤務なんだね、大変だね。何かあったら‥声かけてね。」と、あたたかい声をかけてくれる‥近所ママ友の存在に、私の心は、凄く助けられました。

☆☆☆

 

家に着いたけど、まだまだ余震が続いていました。

私は‥家の中にいるのが怖いので、暫くは子どもたちと外にいて、庭でおやつを食べさせました。

 

 

長男は、幼稚園で待機して、いつもより遅れての帰宅と、震度5を経験したせいか‥興奮状態でした。

長男‥「地震め〜!僕がやっつけてやる!!」

余震のたびに、仮面ライダーのポーズをとる長男☆

 

次男は目が覚めて‥オンブから下り、お兄ちゃんの分のオヤツにも手を伸ばし‥怒られていました。

次男‥「ママ〜お兄ちゃんがぶった〜!」(泣)

食いしん坊で泣き虫な‥次男☆

 

いつも通りの、二人の笑顔!

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二人を見ていたら‥こんな非日常な出来事の中、子どもは、なんて逞しいんだろう‥と、元気をもらった私でした。

☆☆☆

 

私も、子どもの頃は‥こうだっただろうか?

水害が起きそうな酷い台風の日も‥

雷が鳴り止まない夜中も‥  怖かったけど、

怖さの中にも‥非日常の経験に、興奮していた自分を、ぼんやりと思い出していました。

 

泳げなかった私は「幼稚園のプール嫌だな」‥という不安は、凄く覚えています。

でも「災害による未来への不安」は、まだ子ども界には存在しないのです。

(* 子ども界 = 子どもの心で見ている世界です。)

 

それが子どもであり、子どもはそれでいいのです。

 

私も、両親が守ってくれていたから‥大丈夫だったんだ!

 

今度は私が守る番です。

パパが避難所勤務なら、

私が‥この子たちを守るんだ!

3・11の、この時の決意‥一生忘れません。

☆☆☆

 

それから‥

止まらない余震、津波原発問題などのニュースに、家と家族が無事なだけで、感謝しなくてはと痛感する日々でした。

 

ある日、テレビのニュースで、家が壊れたり流されたり‥悲惨な映像を観た長男が、独り言のように言いました。

 

「かわいそうだね。みんな‥僕の家に来ればいいのに!僕の家はレンガで出来ているから‥強いから大丈夫だよ!」

 

私は、そんな長男の言葉を聞いて‥

震災でも‥逞しく過ごし、無邪気に見えるけど‥子どもなりに小さな心で、一生懸命に感じ考え、この状況に胸を痛めているし、不安も感じているのだと‥気付きました。

 

「子どもたちは私が守る!」と、決意したけれど、本当は‥  私の方が、守られていたのかもしれないです。

☆☆☆

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東日本大震災

語り尽くせない‥色々なことがありました。

忘れられないし、忘れてはいけないのです。

 

「コロナ」も、怖いけれど‥地震などの「災害」も、本当に怖いです。

 

当時‥  一緒に不安を共有し合ったご近所さん、心配してくれたママ友。

避難所勤務で、頑張っていた主人。

たくさんの‥元気をくれた子どもたち。

主人不在の時、何かと助けてくれた‥義父母。

私は、みんなに‥感謝しています。

 

「自分が守る」と決意した相手に、自分も「守られていること」に気づいた時、人の心はもっと強くなります。

 

きっと、このコロナ禍も‥みんなで助け合いの心・感謝の心があれば‥

「お互いに支え合う心」を繋いで‥乗り越えられるはずだと信じたいです。

 

今回の地震‥  震災の余震だと報道されていますが‥

どうか、これ以上のことが起きないよう‥

祈ることと‥  備えること‥

自分に出来ることをやろうと‥改めて思いました。

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》3・11 震災が起きた時、よく晴れた日だったと記憶しています。私は、夕陽に向かって、不安な気持ちを抑えるために‥ただ、祈っていました。それでも不安で、子どもたちの笑顔を守る決意を支えにした。だけど‥今思うと‥私の方が、守られていたんだと思う‥  ありがとう。

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*カウンセリングご案内* 

https://www.uraraka-soudan.com/listing/position/8

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