空色のこころ

心理カウンセラーの田中里美です☆よろしくお願いします

「真実」は、いつも人数分存在する☆

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こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

カウンセリングで話される‥クライエント様のお悩みの中心や背景には「対人関係による苦しさ」があることを、いつも感じます。

 

「人の悩みの殆どは、対人関係によるものである。」と、アドラーも説いています。

 

何故、人は人に「苦しさ」を感じるのでしょう?

苦しくても、関わってしまうのは、何故でしょう?

 

この答えは、シンプルに言えば‥

人は一人では生きていけないから‥心が通じ合う相手を望みます。

しかし、人はそれぞれ価値観が違うから‥

その違いが、苦しさを作るのです。

 

☆☆☆

 

私には、高校時代からの友達‥H子がいます。

彼女と会うと‥楽しくて、時間を忘れてしまいます。

 

そんなH子とも、女子校時代は、心のすれ違いがあり、お互い苦しい思いをしました。

原因は、女子特有の‥「仲良しグループ」に、亀裂が入ったことからでした。

 

 

☆高校2年生の時の出来事 (事実)☆

私は、A子、B子、C子、‥の、4人グループでいつも行動していました。

しかし、ある時‥A子が、私を無視するようになり‥B子、C子も、私を避けるようになりました。

 

その後‥  A子、B子、C子は、H子をグループに誘い、私から離れていきました。

(後でわかりましたが、私が無視された理由は、かなりくだらなくて‥呆れました。)

 

 

 

☆私の心が感じていた「真実」☆

女子校の陰険さ満載な‥居心地悪いクラスで、どうにかグループに入り‥過ごしていたのに‥  理由もわからず、突然の仲間外れ‥目の前が真っ暗になった。

 

自分が悪いことをしたのか‥思い当たらなので、どうして?‥と、思いましたが、何となく‥こうなることを予想していた自分がいた。

私は、A子たち3人に、いつも気を使って、無理して一緒にいたんだな‥と、気付いた。

 

当時、H子は、決まったグループに所属していなかったので、ホッとしたように見えた。

 

私は、H子に対して‥嫉妬の感情は無かった。

むしろ‥私はH子とは、あまり話したことはなかったが、仲良くなりたい相手だったことに気がついた。

A子たちよりも早くに、H子に話しかけておけば良かった‥と、思った。

 

私は、 A子たちに‥もう一度、仲間に入れて‥と言う気はおきなかった。

この状況では、H子と仲良くなれず残念だなと思いながら‥  この4人とは、関わらないよう過ごした。

 

一人ぼっち→違う、私は1匹オオカミ! 

‥と、平気なフリしていたら‥いつの間にか‥  本当に平気になれていた。笑

 

「本当の平気」を、手に入れたら‥違う新しい友達が出来て、残りの高校生活は楽しめた。

 

私は「一人でも平気」と、強くなれたし‥  本当の友達って何かが、わかった。

良い経験したな‥と思っている。

 

H子とは、高校卒業後‥親しく付き合うようになり、やっぱり‥  私が思っていた通り、とっても気が合う相手だった。

これからも‥  ずーっと、彼女とは友達です!

 

 

さてさて、

私もH子も‥25歳を過ぎた頃のある日、二人でお茶していたら、高校時代の‥A子たちの話になりました。

H子が「あの時はごめんね‥」と、私に謝ってきたので、私は驚きました。

H子が、当時思っていたことを話してくれました。

 

 

 

☆H子の心が感じていた「真実」☆

A子たちが、私を外したあの時‥

H子は、私がいた場所に‥自分が入ったことに、罪悪感を持っていた。

 

いじめもあり‥まとまりないクラスで、H子は大人しい性格だから‥  なんか馴染めずに一人でいたから、不安だった。

 

そんなH子に、A子たちが‥お昼一緒に食べよう!‥と誘ってきたから、嬉しかった。

 

でも‥  今まで、A子たちのグループにいたはずの私が外されたことは、明らかだった。

 

H子は、変な空気を感じていて‥

「あれ?田中さんは誘わないの?何かあったの?」‥と、喉まで出かかり、言ったら自分が仲間に入れない気がして、触れないようにした。

 

いつも‥A子たちと私は、楽しそうに見えたから、

私が戻ってきたら、今度は自分が外されると思い、H子も私を避けるようにした。

 

H子は、言いました。

「里美ちゃん、あの時は本当にごめんね、、、

怒ってなかったの? 私はこうして里美ちゃんと、友達になれると思わなかったよ。

友達になってからも、ずーっと謝りたかったのに‥なかなか言えず、今頃ごめんね。」

☆☆☆

 

私は、ただ‥  驚いていました。

「何で謝るの?H子は悪くないよ〜!

A子たちが、私を外したイザコザに、巻き込まれただけだよ。

そんなこと思っていたの?謝らないで〜!」

 

 

私にとっては‥苦しかったけど良い経験!‥といえるこの出来事。

H子にとっては、思い出すと苦しい出来事だったようです。

 

「同じ出来事」の中にいたのに‥  

こんなにも違うこと、考えていたんだね‥

私は、H子に「罪悪感とか、謝罪とか‥いらないよ」と、伝えられて良かったです。

また、彼女とは‥更に心が近くなれたと感じました。

☆☆☆

 

私は、この出来事の当事者である‥A子、B子、C子‥  にも、当時どう思っていたのかを、聞いてみたくなりました。

 

もう付き合いがないので、実際には無理ですが、

きっと‥また、全然違うストーリーが語られることでしょう。

 

人はみんな‥自分が主人公の人生を生きています。

 

自分が、どう感じ、どう思うか、どうしたいか‥があり、それは‥10人いたら、10通りです。

価値観が似ている人はいても、全く同じ人はいないのです。

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何人かで、同じ出来事を一緒に体験していても‥

それぞれのカメラワークで見て、

それぞれの心で感じていますから、

その出来事を、どう捉えているかは、違っていて当然ですね。

 

それぞれの感じ方‥ここに正解はありません。

金子みすゞさんの名言をお借りすれば‥

「みんな違ってみんないい」のです。

 

そうは言っても‥仲間外れは嫌でした !

だけど‥この経験から、得たものは大きいです。

☆☆☆

 

自分と相手は違う

だから‥楽しいし、面白いときもあり‥

だから‥苦しいし、辛いときもあります。

 

この「感じ方の違い」により、心のすれ違いが起きるから‥  対人関係に、悩みは尽きないのでしょうね。

 

そんな時は、「相手に対して、今自分はこう感じていて‥苦しいけど、相手は‥どう感じているだろう?」と、自分と相手を客観視すると、何か違う景色が見えてくるかもしれません。

 

 

「事実と真実は違うものです」

事実は‥実際に起きた出来事のみをさし、そこに感情は入りません。

真実は‥その人の心が、どう捉えたか‥価値観による解釈をさします。

 

だから、、、事実は一つ!

でも、、、真実は、人の数だけあるのです!

 

誰もが皆、自分が主人公の人生を‥悔いのないよう、楽しまなきゃね☆

そんなことを感じた私でした。

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》部屋の中で、雨の音を聞いているのが好き!ガラスについた雨粒が光って‥とても綺麗です。外にいる人は‥びしょ濡れになって、大変なかもな?長靴履いて‥水溜まりで遊ぶ子どももいるかな? 雨が降っているという「事実」に対し、その時々、感じ方「真実」は、みんな違う。

晴れてほしい人もいるし、雨を望んでいる人もいますよね。その理由はさまざま‥それがその人の「真実」です。

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*カウンセリングご案内*

https://www.uraraka-soudan.com/listing/position/8

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