空色のこころ

心理カウンセラーの田中里美です☆よろしくお願いします

自由とは「不自由」なものである。〜規範意識と自己責任〜

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こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

今回は、私たちの生活の中に、当たり前のように存在する‥「ルール」に対する規範意識」と「それに反きたくなる‥思春期葛藤〜・・大人になるということ」‥について、考えてみました。

 

やはり‥何事も「ルール」が無くては、世の中の統制がとれないので、必要なものであることは確かです。

 

ルールと一言で言っても、守らないと罰せられる法律から、守らなくても叱られるだけの校則など、様々ですね。

ルールを守ろうとする「規範意識を、物差しに例えると、その物差しには、人により‥違う目盛りがついていることでしょう。

 

さてさて、皆さんの‥規範意識の物差し」は、どのくらいの目盛りに設定されていますか?

☆☆☆

 

私は、親の規範意識が高い家庭で育ったので‥ルールや規則は、いつも守る子どもでした。

 

中学〜高校時代、校則違反と言われる行為は、殆どせず‥  周りの友達が制服を着崩したり、髪を結えていなくても‥

卒業式まで、定型の制服のまま、三つ編みを貫きました。笑

 

朝、髪を編むことは‥学校に行くためのルーティンであり、特別‥窮屈ではありませんでした。

 

ただ‥  高校卒業したら‥  三つ編みはやめて、どんな髪型にしようかと、ヘアカタログを見たりしていたんですよ〜 笑

ファッションに興味はあったし、大人っぽくなりたい‥みたいな、憧れもあったんです☆

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進路が決まった‥高校三年生の秋、私は‥わくわくしていました。

「卒業したら‥好きな髪型、好きな洋服を着て良いんだなぁ」‥と、友達と原宿や渋谷に行き、流行りの服を試着したりしました。

 

校則をあまり窮屈に感じてはいなかった私でも、「今まで当たり前に守ってきたルールから‥外れていいんだ!」という、解放感がありました。

☆☆☆

 

皆さまは、この歌をご存知ですか?

↓↓

「卒業」作詞・作曲‥尾崎豊

*前半 省略 サビだけです*

行儀良く 真面目なんて 出来やしなかった

夜の校舎 窓ガラス 壊してまわった

逆らい続け あがき続けた

信じられぬ大人との争いの中で

許し合い 一体なに 解り合えただろう

うんざりしながら それでも過ごした

一つだけわかっていたこと

この支配からの・・・卒業!

戦いからの・・・卒業!

 

世代ギャップあると思いますが、、、

40〜50代の方なら‥すぐに口ずさめるかな?

 

当時は、この曲の作者である「尾崎豊さん」の、突然の死がニュースになりました。

高校生という‥多感な私たちにとっては衝撃的な出来事でした。

 

十代の教祖と呼ばれた彼の作った‥この歌詞からは、

学校社会に適応出来ず‥  非行に走り、ルールに逆らいながらも、卒業だけはした!‥という、少年たちのドラマを感じます。

 

「卒業したら三つ編みを解くこと」に、自由を見出している私なんかとは‥遠い世界です(^^;;

☆☆☆

 

月日は流れ‥

高校を卒業し、三つ編みを解いた私は、保育士専門学校に入学しました。

パーマをかけて、

口紅をつけて、

コンビニで、アルバイトをして、

バイト代で、服や、ブランドのハンドバッグを買いました!

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タバコは試しましたが、好きになれず、、、

カクテルとワインにハマりましたが、私はお酒は弱いので、ほどほどににしました。

当時流行っていた‥ジュリアナ東京に、誘われましたが、私は行きたいと思えず‥断りました。

飲み会、合コンは、楽しみました。

恋愛は、楽しくもあり、苦しくもあり‥どれも真面目に一途でした。笑

 

実家のルールから外れず、門限は破らないけど「親に言わない秘密」が、増えていき‥  私の世界は一気に広がっていきました。

☆☆☆

 

そこには‥確かに、今までは無かった「自由」がありました。

 

だけど、自分が描いていた「理想と現実のギャップ」に苦しみ、そして、だんだんと‥理想を諦めることを覚えていきました。

 

大人ぶって‥背伸びしていた私が、

本当に、大人になったな‥と感じたのは、保育士3年目‥「与えられた現実の中にやりがいを見出して、苦しさも自分の一部にできたと感じた時」‥だった気がします。

 

私は、大人になって‥わかったことがあります。

 

大人になれば‥「自由」が手に入ると思ったけど、その自由は、全て‥自分の責任の上に成り立つ自由でした。

 

社会に出たら‥労働に対し報酬を得るからこそ、自分で考え、自分で葛藤し、自分で選択し、自分で行動しなければなりません。

社会という‥新たなルールの枠組みの中での自由であり、失敗したら、自分の責任になるのです。

自分の意志で行動するけれど、自分の自由に好きにしていいのとは違います。

 

つまり‥「自由」だけど「不自由」なのですよね。

 

三つ編みを解いた頃の私は、まだ何もわかっていなかったなぁ‥と思います。

 

大人になり、親から自立すると‥親の規範意識から脱し、自分の規範意識の物差しの中で‥  これまでと違う「自由」と「不自由」を、手に入れるのです。

それは、不安と希望‥を両方纏います。

 

例えば‥自由に働きたいからと、正式社員にならず‥フリーターになったり、

組織に所属せず、自らの夢の実現のために努力して、開業されたとしても、

手に入れた「自由」は、自分の責任の所在が自分であるため‥質を変えた「不自由」が‥ついてきます。

☆☆☆

 

だけど‥ 考えてみてください!

「ぜ〜んぶ、あなたの好きに、自由にしなさい」と言われたら‥  何をしていいか‥  困りませんか?

 

不自由だからこそ‥やりがいに出会えます。

人は‥自由と不自由の、良いバランスの中で‥幸せを見つけられる生き物です。

 

私自身、高い規範意識の物差しの中であれ、自由と不自由のバランスのとり方は‥  昔よりずっと‥上手く出来るようになった自分を感じます。

 

「自由」ばかりじゃ、迷ってしまうし、皆が自由にしたら‥めちゃくちゃです。

そして、多分「不自由」がないと、人生が‥つまんないですよ。

 

最後に余談ですが・・・

尾崎豊さんの歌詞に出てくるような‥ルールに逆らい、自由を叫ぶ少年たちが、今の時代‥不在なのが、気がかりです。 この話は、またいつか☆

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》梅雨が明け、夏が来ました〜!暑いですね!仕事上がり‥車に乗ると、サウナのようです。早く帰って‥冷房の部屋で涼みたいけど、交通ルールをしっかり守って、安全運転で☆  

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https://www.uraraka-soudan.com/listing/position/8

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