空色のこころ

心理カウンセラーの田中里美です☆よろしくお願いします

行動する勇気が‥抜け出せるカギ!〜鬱病のメカニズムとカウンセリング〜

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こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

生きていれば‥誰しも、気分の落ち込みや、憂鬱な気分になることは、あると思います。

しかし鬱病となると‥明らかに今までの自分と違う気分障害があり、生活に支障をきたし、重症になると命の危険があります。

 

今回は、鬱病からなかなか抜け出せず、苦しんでいたけど‥鬱が改善され、更に「新しく‥生き直しをする」という決意をし、実際に行動したという、私の友人の話をしたいと思います。

☆☆☆

 

鬱病になるまでの‥心のメカニズムをご存知ですか?

 

①現実の自分と、理想の自分とのギャップを埋められず、苦しい状態が長く続いている。

↓↓

②ギャップを埋めるべく‥自分の知らないうちに、自分の「無意識」が、頑張って‥バランスをとり、毎日をやり過ごす。

↓↓

③頑張り過ぎた「無意識」が、もう無理だよ‥と、悲鳴を上げていても‥それにも気づかず、更にまだ頑張ってしまう。

↓↓

「これ以上、頑張り過ぎると心身共に危険だ!」と、脳が「赤信号だから止まれ!」と、司令を出す。

↓↓

鬱の発病‥

脳が与えた指令は「止まれ=休め」である。

例えれば‥電気のブレーカーが落ちたように‥今まで出来ていたことが出来なくなる。

思考・知覚・認知 に、障害が起きる。

 

*まず‥①に至るまでは、生育・環境・気質・ライフイベントなど、それぞれの要因があることでしょう。

また、発症には「10人いれば10通りの‥原因があり、経過があります」ので、あくまでも参考までに‥

☆☆☆

 

私の友人であり、共に心理学を学んだ‥大切な仲間である「Aさん」も、長年‥鬱病で苦しんでいた一人です。

 

私とAさんの出会いは‥3年前に、ある心理学セミナーに参加した時に遡ります。

 

歳も離れているし、家も近くない‥彼女との接点は何も無いので、心理学を学ばなければ‥知り合うことはなかったと思います。

大人になればなるほど‥「友達」を作るのは難しくなりますが、彼女とは「心理学」を介し、初対面から自然と話が弾みました。

お互いに‥「もっと色々話をしたい相手」だと感じ、連絡先を交換し、セミナー以外でも会うようになりました。

 

カウンセラーとしても、自分の悩みや、日常のざわつきなどを、心理学のフィルターを通して話せる友人は、貴重な存在です。

そんなわけで彼女とは、月に一度はランチして、お互いの近況報告をしたり、自己洞察の場を共有していました。

 

話の内容は‥

Aさんが鬱病から復活するまでの話や、

お互いの生育や、葛藤や、

これまで、私が学生時代からの友達や、ママ友達とは話さないであろう内容です。

重い内容の中に、心理学用語が混じります(笑)

話が弾み‥時間が経つのがあっという間に感じるのは‥Aさんと会うと楽しいし、実りある時間だからだと思います。

 

私の亡き母より‥少し若いくらいの年齢の、Aさんですが‥

時に少女のように可愛らしくて‥心が純粋な人で、倫理が高く‥自分に厳しい努力家です。

心理学の学びに取り組む姿勢などは、私と似ているなと感じます。

☆☆☆

 

そんなAさんが、長年の鬱病から‥心の修復がされたのは「カウンセリングを受けたこと」だったそうです。

 

☆信頼出来るカウンセラーとの出会い

☆苦しさを意識化し言語化することにより、自分自身と向き合い、心の修復に効果があったこと

☆自身の心に「心理学」を役立て、会得することにより‥更に学びを深め‥カウンセラーを目指すという夢を持ったこと

 

↑ これらが、Aさんの心を、どんどん元気にし、自己肯定感が上がり‥生きる活力までも、手に入れたのだと聴きました。

☆☆☆

 

私が、3年前に知り合った頃のAさんは、鬱が改善され‥新しい行動(心理学セミナーに通う)に踏み切ったところだったそうです。

 

Aさんは、カウンセリングを受けて、大分元気になったと言っていましたが、まだ‥不眠であるとか、家にいるのが辛いなどを、私に話していました。

Aさんにとっての「ストレス源」である「実家」に、まだ‥ご両親と住んでいる状態だったのです。

 

私は、ストレス源から離れる選択肢を提示し、実家を出て‥一人暮らしをすることを提案していましたが、それは、なかなか‥簡単なことではないのも‥想像出来ました。

だけど‥友人として、心配でした。

 

人間は、現状維持に安心し、変化することに不安を感じる生き物です。

 

実家にストレスはあれど‥どうにか適応して、やり過ごしている「現状維持」は、決して楽じゃないけれど‥  

「新しい行動」は、その先にどんな未来があるか見えないのだから、不安で‥リスクを感じるのは無理ないです。

 

「だけど‥  せっかく、鬱病を克服したのですから‥安心してゆっくりと眠れる場所を手に入れて、もっと元気になってほしい!」

私の願いは、勝手ですよね。

 

変化を恐れるときの葛藤は、

まさに‥  不満を取るか!不安を取るか! です。

 

そして、Aさんは葛藤の末に‥「新しい行動」を選択しました。

先々の「不安」はあるけれど‥今の「不満」とは、これで‥決別が出来ます!

☆☆☆

 

Aさんの門出は、去年の3月という‥コロナ自粛が始まった頃でした。

コロナという、新しい不安までもが、ついてきてしまいましたが、それでも‥Aさんは、行動しました!

 

そして今、Aさんがどうしているかというと‥

一人暮らしという新しい行動をして‥一年が経過しましたが、新しい環境で、新しい出会いがあり、毎日を生き生きと過ごしています(^^)

先日、久しぶりにランチしましたが、「あの時、思い切って行動して良かった!」‥と、話してくれて、私まで嬉しくなりました。

 

Aさんは、勇気というカギを使って‥重たい扉を開けたのです。

扉の向こうには「新しい景色」があったのですね。

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辛かった鬱病時代を抜け出し‥当時と違う心を手に入れたAさんは「カウンセリングと心理学」が、助けてくれたと話していましたが、私はAさんだから‥ここまで来れたのだと、心から思います。

☆☆☆

 

鬱病は、Aさんのように‥真面目で頑張り屋さんの日本人に多い病気です。

 

私がカウンセラーとしての経験や、学びから思うには‥

冒頭に書いた「メカニズム」の①②③の状態で‥心がバランスを崩していることに気づかず‥  自分が悪いと自分を責めたり‥  苦しいけれど頑張らなければ!‥と、限界超えても、頑張り続けてしまったこと。

それらを「無意識」にしていることが原因となっているであろうと‥いうところは、多くの鬱病患者様の共通点のようだと認識しています。

 

そして‥Aさんの友人としても、痛感します。

 

今、自分の心はどう感じ、何が苦しくて、どうしたいのか‥  何故こうなっているのか‥

無意識の中に閉じ込めないで‥カウンセリングで話すことにより、意識化することは、心の治療です。

 

鬱病にならないために‥  

鬱病になってしまった方も‥

新しい行動に不安を感じている方も‥

カウンセリングをおすすめします。

 

*今回の投稿にあたり‥Aさん本人に、許可を頂きました。鬱病で苦しんでいる方の、希望の光となれば幸いです。

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》どんなに苦しくても‥行動の選択肢は一つではありません。どうするべきか‥ではなく、自分はどうしたいか、どうなりたいか‥カウンセリングで、ゆっくり考えて、今見えているものが全てだと思わないところから‥始めてみませんか?もしかしたら、新しい空に出会えるかもしれません!

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「住めば都」を手に入れる!〜森田療法の基本〜

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こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

早いもので、4月も中旬が過ぎました。

 

この春から、入学や進学・就職や異動‥などで、新しいスタートを切った皆さま☆

場所・環境・人間関係・規則 ‥など、何もかもが新しくなり、慣れるまで大変かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

私は‥子どもの頃から、新年度の変化に適応するのに、時間がかかっていました。

クラス替えなどで、あっという間に溶け込んでいる友人を見ると‥

「いいなぁ、どうしたら‥あんなに早く馴染めるのだろう?」‥と、思っていました。

戸惑いなく慣れて‥ 新生活を楽しんでいる人達の姿を、羨ましく感じたものです。

☆☆☆

 

新生活の場に、なかなか慣れない、馴染めない‥

これは、辛いですよね。

 

「住めば都」という言葉をご存知でしょうか?

 

「どんな場所でも、すみ慣れてくれば‥ここが居心地が良い!と、思えるもの。」‥という意味で、

良い場所=都(みやこ) ‥と、しているのは「便利で住み心地が良い」という‥都会を、良い地であると表現したことが語源です。

 

つまり‥「住み慣れたら‥そこが都になる」ということであり、決して「住むならば都会が良い」という意味ではないのです。

 

新しい環境、新しい人間関係は‥当然、まだ住み慣れません。

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これから一年、この環境でやっていけるだろうか?

去年は良かったなぁ、戻りたいなぁ‥  など、不安や苦しさも出てきます。

 

そんな時は‥森田療法をおすすめします。

 

「慣れなくちゃ」‥とか「皆とうまくやらなきゃ」‥とかは、とりあえず、後回しにして、

 

まずは、なるべく休まず通うこと‥

そして‥仕事なり、学業なり‥自分に出来ることを、出来る範囲内でやって‥時間の経過を見つめていましょう。

 

それだけで十分です。

 

それをコツコツと続けて、通っていれば‥だんだんと視野が広くなり‥  周りが見えて来ます。

 

そして月日が流れ、気がついたら‥そこは、あなたの「都」になっているかもしれません!

 

これは「気分本位」ではなく「目的本位」に、着目した‥森田療法の基本でもあり、

まさにこれが「住めば都」の心を、手に入れる‥近道だと、私は思います。

☆☆☆

 

冒頭に書いたように、私は昔、新しい環境適応に、毎回苦しさを感じ、「すっかり慣れて楽しんでいる人」を、羨ましく思っていました。

 

でも‥

慣れたように見える人だって、もしかしたら、凄く凄く‥頑張って、自分を作っているかもしれないし、

家に帰ると‥「疲れたなぁ‥慣れないな‥」と、深いため息をついているかもしれない!

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個人差はあれど‥「人見知り・場所見知り」を、全くしない人は、いないんじゃないかな‥と、今の私なら‥こう思います。

 

 

自分だけがまだ「住めば都」になれていないんじゃないかな‥

そんな不安や焦りに捕まったあなたは、視野が狭くなっています。

 

苦しさは、カウンセリングで話してみませんか?

話すことで、新しい環境の全体像を、客観的に見てみると、「みんなそれぞれ‥頑張っているんだ」ということに、気が付けるかもしれません。

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まだ、見つかっていないだけで‥

あなたの仲間は、すぐそこにいるかもしれません☆

☆☆☆

 

適応出来ず、心がしんどいな‥と感じている方へ‥

「住めば都」を手に入れるには‥焦らすゆっくりと、毎日をこなすことです。

 

私が学んだ「森田療法」については、機会があればまた‥詳しくお話したいと思います。

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》中学2年の春、新しいクラスは、友達が一人もいないスタートで‥私は、なんか‥仲間に入れない‥一人ぼっち状態。全てが白黒写真みたいに見えて‥寂しかったけど、休まず登校し‥毎日をこなしていた。そんなある日、ちょっとした出来事から‥友達が出来たんだ!白黒写真は寂しいけれど、私が頑張った景色だから、忘れないでいようと思う。

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PTSD(トラウマ)が消えた日〜思い出のアルバムシリーズ⑩〜

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こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

皆さんは「トラウマ」って、ありますか?

私はあります!

 

心的外傷(トラウマ)とは、外的内的要因による肉体的及び精神的な衝撃(外傷的出来事)を受けた事で、長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っていることを指します。

最近は「PTSD」という言葉と共に‥話題に上がることも多くなっていますね。

 

わかりやすく言えば‥

自分が体験した出来事による‥心の苦しさが、いつまでも消えないこと。

ふいに思い出して辛くなったり、それに似た状況になると蘇ってきたり‥  心的外傷の痛みが‥表出してしまう状態です。

 

多かれ少なかれ、誰しもあるのではないでしょうか? と、私は思います。

 

 

今回は、私が幼い頃に経験した出来事が「トラウマ」となり苦しかったけど、それを克服した時の話をしたいと思います。

 

久しぶりの「思い出のアルバムシリーズ」です。

良かったら‥お付き合い下さい。

☆☆☆

 

私が5歳の時のことです。

当時、私が通っていた幼稚園は「英才教育」で、何をするにもスパルタでした。

 

週に一度、園バスで屋内プール施設に出かけ、水泳指導があったのですが‥それが、凄く厳しくて、私は大嫌いでした。

 

ある日、足がつかない深さのプールで、ビート板を使い‥けのびバタ足で‥プールの端から端へ‥辿り着かなくてはならないという指導がありました。

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私は泳げなかったので‥怖くて、嫌だったので‥トイレに隠れていました。

 

そして、トイレの隙間から‥様子を伺い、終わった頃に‥こっそりと皆の列に戻ったのですが‥

それが‥先生に、バレてしまったのです!!

 

「里美ちゃん、今までどこにいたの?嫌だからって隠れていたのね?ちょっと‥こっちへ来なさい!」

・・・なんと、先生は私を抱き上げ、足がつかない深さのプールに、バシャン!って、投げ込んだのです!

 

私は‥溺れそうになりました。

バシャバシャ!ガボガボ!ジタバタ!!

プールの水を飲んで‥  死ぬかと思いました。

先生は助けてくれましたが、もう二度とズルはするなと、叱られました。

 

本当に溺れてしまう手前で、引き上げられましたが、泣いて‥むせて‥苦しくて、怖くて‥辛かったです。

 

一歩間違えたら‥私は溺れて、命の危険もあったかもしれません。

幼稚園の指導内容に問題があるのは、明確です。

酷い体罰です!

 

でも、子どもの私はそれが解りません。

「サボって隠れていた自分が悪い‥」と、思っていました。

だから、親にも話さず‥  ただ、この出来事はトラウマになり、以来、プール指導の日の朝、私は決まって‥腹痛を起こすようになりました。

☆☆☆

 

小学生になっても‥プールの授業は、あの時のトラウマが蘇るので‥  苦痛でした。

浅いプールでも、怖いし‥楽しめません。

家族でプールに出かけても、浮き輪にしがみついていましたから、両親に「何でこの子は、こんなに水が怖いんだろう?」と、不思議がられていました。

 

自分は何故、水が怖かったか‥理由は、幼稚園時代のトラウマのせいだったんだ、と‥全てが繋がったのは大人になってからです。

当時の私は、解っていませんでした。

 

水は怖いから、一生、カナヅチでいい!‥と、開き直るフリをしながら‥本当は辛かったです。

☆☆☆

 

そんな私が、10歳の時‥  家族で出かけた温泉旅行での出来事です。

 

広いお風呂に、私と母で貸し切り状態だったので‥嬉しくて、はしゃいだ私は、お風呂で息を止めて潜って遊んでいました。

その時、フワッと‥身体が浮いて‥私は、何となくバタ足をしてみたんです。

その瞬間!

私は気がついたら、泳いでいました!

けのびバタ足で、お風呂の端から端へ‥行けたのです!!

 

泳ぐって‥こんな感じなんだ!

身体って‥浮くものなんだ!

感覚がわかったら、全然怖くない!

わぁ〜なんて面白いんだろう!

 

私が「トラウマ」を克服した瞬間でした!

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☆☆☆

 

それ以来、水が怖くなくなり‥  泳ぐって‥面白いと思えた私は、もうプールは怖くなくなりました。

小6の頃には‥背泳ぎで25メートル泳げるようになっていました(^^)

 

今は、全てが繋がります。

あの日あの時‥私がトラウマを克服出来たのは‥

場所がお風呂だったこと。

泳げるようにならなくては‥と、頑張ったわけじゃなく、自然と‥身体が浮いたこと。

 

そう「トラウマ克服しなければ!!」という意識がゼロだったことが、良かったのだと思います。

 

今なら解ります。

①プール指導をサボった‥私は悪くない。

②幼稚園と先生の指導に問題があったんだ!

③怖くて仕方なかったことが、ふとした瞬間に平気になることもあるんだなぁ。

 

この経験は、私の自信にもなりました!

「怖いものが怖くなくなり、面白くなれることもあるんだ」と、身をもって体感したのです。

☆☆☆

 

でも、これは稀なケースかもしれません。

私はたまたま‥お風呂で身体が浮けた‥という、タイミングが良かっただけです。

 

トラウマの克服は‥大変難しく、簡単ではありません。

 

私も‥まだ完全には、克服出来ていないトラウマもありますが「自分は〜の体験から、トラウマとなり、このような状況が苦手なんだよね。」‥と、自分の心を知っておくこと!

ここが第一歩だと思っています。

 

そして‥自分のペースで、焦らずゆっくりと‥

特定の事柄に‥ざわついて苦しい‥自分の心を、違う角度からも見られるようになると、見える景色が変わるかもしれません。

 

カウンセリングが、そのお手伝いをする場になれたら‥幸いです。

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》昔、PTSD(トラウマ)を「真昼の月」と、表現したドラマがありました。月は夜だけではなく‥昼間もそこにあり、たまに‥白く見えたりする。絶対に消えることはない‥トラウマと似ているかもしれない。でも「消えずに存在する」が、その月の存在は「過去の事実」に過ぎないと思える心になれる日が、いつか‥くるかもしれないと思う。

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ドラマと共に成長した心〜感謝と追悼の意を込めて〜

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こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

4月3日(土)  仕事前にニュースを見た私は、朝から泣いてしまいました。

私も歳だなぁ、涙腺緩くなったなぁ‥  いや、歳関係ないかな、だって‥無理ないです!

田中邦衛さんが、亡くなったのですから‥

 

田中邦衛さんといえば‥代表作「北の国から」です。

かなり有名ですが、見たことない方もいらっしゃると思うので‥ここに紹介させてください。

 

因みに、私は‥DVD全巻を購入し、ロケ地巡りに北海道に行ったくらいの‥かなりのファンです。

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*以下 ネタバレあり*

 

 

ドラマ紹介「北の国から

1981年10月〜1982年3月 連続ドラマとして放送された後‥ スペシャルとして、シリーズ化され、8編のドラマスペシャルが、1983〜2002年までに、放送された。北海道富良野市を舞台に、北海道の雄大な自然の中で田中邦衛演じる主人公‥黒板五郎と2人の子どもの成長を、21年間にわたり描いた作品である。

 

私がこのドラマを初めて観たのは、小学生の頃でした。子どもが理解するには難しい‥大人の事情(両親の離婚など)は、よくわかりませんでしたが、東京に住んでいた小学生の兄妹が‥突然、父親に強引に北海道に連れて来られ、電気も水道もない小屋で暮らすことになる‥というシチュエーションには、衝撃だったのを憶えています。

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都会っ子の純と蛍にとって‥こんな厳しい状況ないですよね。

灯りは蝋燭、寒さは暖炉で凌ぎます。水は近くの川から汲み、もちろん全て自炊です。

抵抗する純、状況に適応しようと頑張る蛍。

段々と‥慣れて、分校に通いながら、生活するための仕事(水汲みなど)もする二人を、今の私は、いじらしく‥逞しく思います。

 

でも当時は、私自身も子どもだったので‥「なんてかわいそう!酷いお父さんだなぁ‥」と、思っていました。

電気も水道も当たり前にある自分は、二人が同じ時代の、同じ小学生‥という認識すら、難しかったかもしれません。

 

とにかく、私にとって‥「気になるドラマ」であったことは、間違いないです。

五郎さんと純と蛍は、本当に存在するような気がするくらい、リアルでした。

実在する家族を追っているドキュメンタリーを、観せてもらっているような感覚がありました。

 

純達と同じ‥小学生の頃から見始めたドラマが、完結したのは、私が28歳の時でした。

私は、このドラマを観ながら‥育ち、共に大人になりました。

 

「酷いお父さん」だと思っていた五郎さんが、実はとても不器用な人で、純粋で直向きに‥子どもたちを守っていることに、気がついたのは、いつだったでしょうか‥

お金が無くても‥ある物で、自分の手作りで、生活していけること。

不便な中だからこそ‥幸せを見つけられる心。

五郎さんの生き方を、素敵だと思うようになったのは、いつだったでしょうか‥

 

いつからか、数年に一度放送される‥「北の国からスペシャル版」を観ながら‥  私自身の心理発達も成長があったことに‥  気がつかされるようになっていました。

☆☆☆

 

2002年  北の国から「遺言」

最終回にふさわしい‥素晴らしい内容でした。

ドラマの中で‥  五郎さんは純と蛍にあて「遺言」を書きます。

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〜遺書〜

純、蛍 俺にはお前らに遺してやるものがない。

でも、お前らには遺すべきものは遺した気がする。

俺が死んだ後の麓郷はどんなか、きっと何も変わらないんだろうな。

いつものように、春、雪が溶け、夏、花が咲いて畑に人が出る。いつものように夜遅くまでトラクターを動かし、いつものように働くんだろうな。

金なんか望むな。幸せだけを見ろ。

ここには何もないが自然だけはある。自然はお前らを死なない程度には毎年喰わしてくれる。

自然から頂戴しろ。そして謙虚に、つつましく生きろ。それが父さんの、お前らへの遺言だ。

 

今、この文章が、邦衛さんの遺言のような気がしている私がいます。

田中邦衛さんは、黒板五郎役を‥役ではなく「邦衛さんが邦衛さんを演じているのでは?」‥と、錯覚しそうなくらい自然でした。

 

「このコロナ禍、どんなに苦しくても、大切なものを見失わないよう‥  にしなさい。」‥私の心には、今、そう聴こえています。

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最後になりますが‥

素朴な笑顔、いつも不器用だけど直向きで、あたたかい‥そんな‥五郎さんを、忘れません。

 

田中邦衛さん、素敵なドラマを思い出を‥ありがとうございました。

謹んで‥ご冥福をお祈りします。

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》北海道には本当に‥五郎さんが作って住んでいた「石の家」があり、感動しました。風力発電で灯りを灯し、火を起こして風呂を焚き、冷えた身体は暖炉で温める。私達には眩しい世界かもしれない。でも、人間はこんな素晴らしい能力を持っていることを、五郎さんが教えてくれたこと‥忘れないでいたい。

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「ボランティアに参加する心」について思うこと

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こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

最近観た‥ドラマなのですが、とても考えさせられる内容だったので‥ご紹介します。

 

《 ドラマ紹介 》「そして、生きる」

全6話のドラマです。劇場版もありますが、私はドラマ版の方がおすすめです。

東日本大震災後のボランティアで出会った二人が、懸命に生きていく物語です。

 

 

*注・これ以降ネタバレあり*

 

 

 

☆生田瞳子・・・3歳の時に交通事故で両親を亡くし、理髪店を営む伯父に育てられた。夢はオーディションに合格し、女優になり、伯父に楽をさせてあげること。

 

清水清隆・・・父親が病死、母が自殺、伯母に育てられた。伯母の理想の息子にならなくてはと、エリートコースへの道を歩み始めていた。

 

同じ境遇で育った二人が‥東日本大震災後の、宮城県気仙沼市のボランティア活動に参加したことで、出会います。

気仙沼商店街の復興するまで通うことを決意し、ボランティア仲間との交流が深まっていきます。

同じ目標に向かって‥皆で力を合わせます。

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気仙沼商店街が仮設オープンを迎え、瞳子たちの活動が終わる日、瞳子と清隆もお別れの時です。

 

皆で輪になり‥お別れの集いがあり、

参加者全員が、一人ずつ‥ボランティアに参加した理由を開示し、皆に感謝の言葉を伝えます。

 

清隆は「育った境遇から、自分はいてもいなくても良い存在なのではないかと思ってきたが、ボランティアに参加したことで、自分でも人のためになれると感じることが出来た。」と、自己開示します。

 

瞳子も、清隆同様の気持ちがあり、自己満足のために参加した後ろめたさがあることを開示します。

 

2人は、ボランティアに参加することにより、自分の価値の再確認をしたかったのです。

だから‥苦しんでいる人を目の当たりにしながら、こんな気持ちで参加していることに、どこか負い目を感じていたことを皆に打ち合けました。

 

それを聞いた‥気仙沼商店街の坂本氏は「そうか、それでも、来てくれてありがとう!」と、2人に感謝の言葉を述べます。

 

2人は、自己満足のために参加した‥申し訳ない気持ちと、それでも‥最後まで、一生懸命に活動に参加したことと、坂本からの感謝の言葉に涙します。

 

これは‥物語の始まりで、ほんの序盤です。

 

この後‥地元に帰った瞳子と清隆は、再び出会い‥  遠距離恋愛が始まりますが、2人には沢山の困難が待ち受けています。

 

ここから‥ドラマは大きく動いていきます。

苦しみながらも、少しずつ‥前へ進んでいく‥そんな物語です。

ご興味あればぜひ!おすすめのドラマです。

☆☆☆

 

私はこのドラマを観て‥人の生き方、人を助けたい心、人に認められたい心‥など考えさせられました。

 

ボランティアを取り上げているドラマでは、なかなか触れないであろう‥「ボランティア精神と自己満足」という‥デリケートな部分を、取り上げていることに、深い内容であると感じました。

 

私は、困っている人・弱い立場の人を、助けようとする心理は、その人の優しさであり‥素晴らしいと思います。

 

ただ‥時に、そうすることが、自分自身のためでもあり、自分の存在価値を感じたり、承認欲求を満たすことが目的になっているかもしれません。

相手が望んでいないことまで手を出して助け‥自己満足であることに、気づいていない人もいるかもしれません。

「奉仕の精神」と「自己満足」は、紙一重かもしれないということ‥否めないです。

 

実際‥

「ボランティアなんて偽善だ」と嫌う人もいます。

弱い立場にいても「助けを嫌がる人」もいます。

 

 

私自身、これまで‥ボランティア活動に参加した経験があります。

その上で、私が思うこと‥お話します。

私は、偽善と感じる人は、別にそれでもいい!って思います。そう思う人を、批判する気持ちはありません。

 

私は‥私の出来ることをしたいだけ‥それに尽きるのです。

 

*私が参加したボランティア*

地域の活動(子ども会の運営)

募金活動 駅前ゴミ拾い運動

登下校パトロール

読み聞かせボランティア

傾聴ボランティア

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自分の時間を、より良い時間にするために‥  私は意欲的に、ボランティア活動に参加しました。

中でも「読み聞かせ」は、月に一度ですが‥6年間続けました。

自己満足や、承認欲求を満たすため‥じゃないなんて、カッコいいことは言えません。

でも、勿論‥それだけでもありません。

 

シンプルに言えば‥ 私がやりたいことに、私の時間を使う‥それだけなのです。

 

人の手が入り用な状況があり、自分には手を貸せる術があり、そのために使う時間がある。

そして‥やろうと思う心があるならば‥  私はこれからも、自分の参加が可能ならば‥参加すると思います。

☆☆☆

 

ドラマの中の2人は、震災の現場へ行き、苦しんでいる人たちを目の前にしたのですから‥  

私は、後ろめたさを感じる気持ちに共感します。

 

自分の存在価値確認・自己満足・承認欲求   

 

これは、いけないことではありません。

誰しも持っている‥当然の心です。

持っていない人‥いるのでしょうか?

 

東日本大震災の時、学生ボランティアの活動が、どれだけ助けになったことでしょう。

ドラマを観ていて、皆の前で涙しながら‥  この「後ろめたさ」を開示した若い2人に‥  私は勇気あるね‥と、伝えたい気持ちになりました。

☆☆☆

 

あと、最後になりますが‥

「仕事とボランティア」ここは‥境界を持っていたいです。 自己満足のカウンセラー では、プロとして‥残念過ぎます。しっかりと戒めておきたいです。

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》春は「終わりと始まり」と「別れと出会い」の季節です。希望に胸を膨らませ‥前を向いて進む人。振り向きながら‥不安そうに前を見て、一歩踏み出す人。それぞれの「歩み」があっていいと思います。でも、もし‥踏み出せずにいる人がいたなら、まず‥春が来たことを感じることから始めませんか? 

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清々しい寂しさを胸に‥新しい世界へ!!

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こんにちは!

カウンセラーの  田中 里美  です。

 

我が家は、今年の春‥忙しいです!

長男の受験が終わり‥ホッとしたのも束の間。

子どもたちが、三学年差なので、二人とも卒業→入学 なのです。

 

卒業式も2回 入学式も2回

出費も二人分!

書類や手続きも二人分!

でも‥何より、成長の喜びも二人分です‥(^^)

☆☆☆

 

先週末 長男が中学校を卒業しました!

そして今日 次男が小学校を卒業しました!

 

親バカですが‥

どちらの卒業式も、私は感動してしまいました。

 

思い返せば‥

☆3年前の、中学の入学式‥長男は不安そうな作り笑顔で、凄く緊張していました。

今は、沢山の友達に囲まれて‥肩組んでふざけあう姿が見られます。

気が優しくて、人に合わせるタイプの長男ですが、嫌なことは嫌と言える‥ 心から笑い合える仲間ができたのです。

更に、受験という試練を乗り越え、強く逞しくなりました!

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☆6年前の、小学校の入学式‥次男の背中には、ランドセルが大きくて重たそうだったのに‥今は軽々と背負っています。

次男はクラスのリーダー的存在、学級委員です。

学校で、沢山のことを頑張っているからか‥家では我儘言ったり、突然「学校行きたくない!」と‥休むこともありました。

でも、次男を見ていると‥学校は楽しいのだと、わかります。ON・OFFの切り替えが必要なのでしょう。

私は次男の長所は「はっきりと自己主張出来るところ」だと思っています。

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二人とも‥それぞれが、感慨深い‥卒業式!

本当に成長を感じます。

 

コロナ禍の卒業式だから、全員がマスクで、来賓不在、在校生不在、先生方の人数も少なかったです。

異例づくしのこの一年‥  3ヶ月の休校があり、6月に学校が再開されました。

学校や先生方に‥感謝の気持ちでいっぱいでした。

修学旅行が無くなり‥近場の校外学習の実現にも、コロナ禍でも出来ることを考えて企画してくれてた行事、本当に有難かったです。

☆☆☆

 

☆卒業する二人へ☆

卒業おめでとう!

二人とも、逞しくなったね!

お母さんは、嬉しいし、誇らしいけど‥

どんどん遠くに行っちゃうようで、少し寂しさもあります。

でも、二人の成長は、お母さんの宝物だし、これからも、ずっと応援してるよ!

手が離れても‥心は絶対に離さないから!

安心して、新しい世界へ‥歩いて行きなさい!

☆母より☆

 

私は心配症で、少し過干渉になった部分もあるけれど、「子どもには子どもの世界」「私には私の世界」があるのだということだけは大切に、育児して来ました。
「卒業」を共に喜び、応援してあげられる母親でありたいです。

☆☆☆

 

私は、この気持ちに「清々しい寂しさ」と、名付けました。

 

喜ばしい成長!自立!

でも、そこに‥「寂しさ」も感じるのは、子どもたちと、真剣に向き合ってきたからこそです。

 

 

この「清々しい寂しさ」は、

カウンセラーとして、長期コースのクライエント様の「終結」が近づいた時の気持ちと似ています。

 

クライエント様が「継続」ではなく「終結」を選ぶということは、「カウンセリング」からの「卒業」です。


クライエント様が「カウンセリングを受けなくても、もう大丈夫かもしれないな。終結します。」と、仰った時。

 

カウンセラーは「それは良かった!」と、クライエント様の「卒業」を、喜ぶ気持ちと同時に、お別れの「寂しさ」を感じます。

 

クライエント様の辛い気持ちに、一緒に寄り添って、一緒に考えてきた‥
クライエント様の「心のパートナー」になるべく、一生懸命にカウンセリングをしてきたから‥

だからこその「喜び」であり、

だからこその「寂しさ」でもあるなぁと思います。

 

どちらの気持ちも本物だし、どちらの気持ちも、人間らしい‥素敵な気持ちだと思います。

 

寂しさも感じながら、カウンセリングを卒業するという、クライエント様の決意を、大切に‥
クライエント様の、新しい世界への旅立ちが、清々しいものになるように‥

私たちカウンセラーは、見送るのです。

 

私は、クライエント様の「卒業」を、心から共に喜べるような、そんなカウンセラーでいたいです。

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》春が来ました!もう‥桜が咲き始めています!去年の今頃は‥出口の見えない迷路の始まりのような時期でした。今も、まだ出口は見えないかもしれないけど‥この迷路の「歩き方」はわかってきた気がします。ちゃんと‥時間も季節も、動いています。子どもたちも成長していきます!前を向いて‥歩いて行こう!そう‥新しい世界へ!

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「何も言わないこと」を頑張った時間☆

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こんにちは!

カウンセラーの 田中里美 です。

 

春の陽射しを感じるようになってきましたが、寒暖の差が大きく‥体調をくずしやすいです。

皆さま、お気をつけくださいね。

 

 

今回は‥長男の受験の結果&経過報告を、させてください☆

 

1月末に載せた「子ども界の景色②」で、長男の受験‥前半戦終了の話のその後‥続編です!

ご興味あれば↓振り返ってお読み頂けたら幸いです

子ども界の景色②  2021・1・31

↓「大人の無意識なんて、お見通し〜」

https://satomi-tanaka.hatenadiary.jp/entry/2021/01/31/231651

☆☆☆

 

さて、長男の受験も‥後半戦が終了し、

第一希望 県立A高校に、無事に合格しました!

「サクラ咲く」です(^^)

 

思えば‥1月末、第二希望の私立高校に合格したときは、もう私立高校に決めて、県立受験をやめたい。‥と言い出したので、どうなるかと思いましたが‥

(詳しくは前回記事参照)

 

葛藤の末‥最終的には、

当初の希望通り‥「県立A高校」を受験すると、長男が自分の意思で決めました。

清々しい気持ちで、卒業式を迎えられそうです。

 

親バカですが‥長男は、よく頑張ったなぁ‥と、私は心から思います。

「コロナ禍」に、受験生だったことも‥大変だっただろうと思います。

☆☆☆

 

この一年を振り返って‥

もちろん‥一番頑張ったのは長男自身ですが、

私も、頑張ったなぁ‥と思います。

 

さて、私が、何を頑張ったのかというと‥

 

雨の日の塾の送迎?

夜食作り?

いいえ‥  確かにこれらもサポートしましたが、

これは、私のルーティンのようなもので、それほど頑張ったことではありません。

 

私が、頑張ったのは‥ 何も言わないであげること。

つまり「長男を放っておくこと」でした。

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私は、生活の自立に向け‥先回りして手を出さず、自分でやらせてきましたので‥「過保護」ではないです。

しかし‥

過ごし方については、口を出してしまいそうになるので、「やや‥心配症・過干渉タイプの母ちゃん」であると、自覚しています。

 

だから「なるべく何も言わないこと」

口を出さず‥  放っておくことを頑張ったんです。笑

☆☆☆

 

「過保護・心配症・過干渉」は、

思春期で難しい年頃であり、しかも受験生という‥大切な時期の子どもには、一番「邪魔」なものです。

 

例えば‥「今日は1時間ゲームをして、○時から勉強しよう」と、子どもなりに考えてゲームをしていたとしたら‥

そんな時、親に「いつまでゲームやってるの?」等と言われたら‥途端にやる気が無くなりますよね。

 

もしかしたら‥ゲームばかりやり、ごろごろして‥終わる日曜日もあるかもしれません。

でも、それも‥本人にとっては必要な時間かもしれないです。

 

限られた時間を「どう過ごすか」より「どんな心で過ごすか」の方が、ずっと大切です。

「有意義な時間」かどうかを決めるのは‥親ではなく、子ども自身でいいのです。

 

しかし、頭では思っていても‥心配症な私は、口を出したくなり‥ウズウズし「放っておくこと」は、難しいことでした。

 

正直「本当は心配だし、本当は口を出したい」そんな‥自分がいるのに‥  我慢するわけですので、苦しくなる日もありました。

 

そんな時、私は「回避行動」をしていました。

*回避行動とは‥本当の問題から、気を逸らすためにする別の行動です。

無意識でこれをするのは‥心の健康に良くないですが、「気を逸らすため」だと自覚し、意識してする分には、良い方法だと思います。

 

私の回避行動‥は、空き時間に、DVD観賞にふけることでした。

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もともと‥映画好きでしたが、

今まで以上に、色々なジャンルの映画やドラマを、たくさん観ました。

すっかりTSUTAYAの常連です(笑)

Amazon primeも、いいですね☆

 

映画に没頭していると‥心配事を忘れます。

忘れてはいなくても、二階の自室の長男のことが心配な気持ちが、緩みます。

 

そして「回避行動」だった「映画観賞」は、いつからか、私の本当の楽しみになっていました。

こうなると‥回避ではなく、ただの「趣味」です。笑

 

全部で何作品観たかなぁ‥  内容によっては、心理学のフィルターを通して‥考えてみたりしました。

おすすめ映画が、増えましたので‥また、ブログでも紹介出来たらと思います☆

 

私の苦しい気持ちが、だんだんと‥「楽しみ」に変わったのは、DVDの楽しさのおかげでもあり、

結果はどうであれ‥長男の新しい世界はどんなだろう‥と、それを手に入れる経過を、共に苦しみ、楽しみながら過ごしている、それでいい‥それだけでいい‥みたいな感覚です。

子どもと共に‥母親心も成長したような気がします。

 

「心配症で干渉したくなる私」が‥以前より、小さくなれた気がします。

結局、母親の役割は、美味しいご飯を作り、家が安心出来る‥過ごしやすい場所でいてあげること‥

これに尽きるのだと思います。

 

今年の我が家の春は、長男も次男(小6)も、卒業式と入学式です。

二人とも‥身体も心も成長しました。

これからが、ますます楽しみです。

☆田中里美☆

 

《 今日の空色 》枯れたススキと、暖かい陽射し・・冬と春が共存しています。まだ朝の空気は冷たいけど、昼間は上着を脱ぎたい日もあります。子どもたちの若い翼は‥無限の可能性があるよ!って、移り変わる季節が、教えてくれた気がします。

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*田中里美*カウンセリングご案内*

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講座資料を作成→リモート講座講師デビューしました。まだまだ未熟ですが‥心理学の学びに終わり無し!これからも学ぶ姿勢を忘れずに‥頑張ります!

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